植物の恵みで癒しとセルフケア

アロマオイルを薄めるためのオイル(キャリアオイルの種類と使い方)

上質な精油・アロマオイルを手に入れたら早速香りを楽しみたいですよね。

ただ、基本的な精油の取り扱いは、キャリアオイルというお肌に優しい香りを邪魔しないオイルで薄めて使用します。濃度の高い精油はそのまま使うと刺激が強すぎるということも多いのです。

この記事では、よく使われるキャリアオイルと私の一番のおすすめを紹介します。

よく使われるキャリアオイル3選

アロマセラピーの専門店などでよく取り扱われている、一般的なキャリアオイルを紹介します。

スイートアーモンドオイル

アーモンドから圧搾法や溶剤抽出法で得られるオイル。オレイン酸やリノール酸、ビタミンを含んでおり乾燥肌が気になる方にオススメです。

また、お肌を柔らかくする効果や炎症を抑える効果が期待できるので、しっとりとした白い肌を作るのに適しています。

ただ、酸化しやすいオイルということもあり、少量で購入したり早めに使い切るなどの工夫が必要になります。

ホホバオイル

ホホバの種子から得られるオイルです。スイートアーモンドオイルとは異なり、植物性のロウにあたるホホバオイル。品質が安定して長持ちしやすいというのが特徴です。とにかく酸化しにくいです。

保湿効果だけでなく浸透性が高いので肌馴染みが良いと感じる方も多いのがこのオイルになります。肌質を選ばないため、アロマオイルの初心者の方はこちらからスタートしても良いかも。髪につけてキューティクルを守るのにも使えます。

マカデミアナッツオイル

マカデミアナッツオイルはパルミトレイン酸という成分が多く含まれます。この成分は年齢が増えるにつれてしまうお肌の皮脂の成分で、これを補給できるということで若さの維持に役立ちます。

肌馴染みが良く、皮膚の機能アップになるということで、お顔に使うのに良いです。

保湿効果、しわ防止、乾燥予防とやはり若々しいお肌作りにぴったりです。

Petit Bonheurがオススメするキャリアオイル

キャリアオイルとして一般的でなさそうですが、当店がオススメしているのは「ごま油」。

お料理に一番使う茶色いものではなく、太白ごま油と呼ばれるものを使ってみてください。この白いごま油は焙煎せずに圧搾したごまからとれるオイル。ごま特有の香りはなくさっぱりしていて、しかも酸化しにくいという特徴もあるのです。

リノール酸とオレイン酸が多く含まれているだけでなく、ごま油特有の抗酸化成分であるゴマグリナンが入っていてお肌にいいのです。またビタミンEなども含まれているのも特徴になります。

元々食用のものですから、皮膚につけても安心。国産のものが選びやすいというのも、おすすめするポイントです。

太白ごま油をキャリアオイルにすると良いこと

太白ごま油をアロマのキャリアオイルにすると良い点をまとめると

POINT

  1. 栄養価が高い
  2. べとつかない
  3. どこでも入手できる
  4. 値段が安い

このようなものがあげられます。

ちょっと少なくなってきた時に、ご近所のスーパーでも購入できるという手軽さが何よりも素敵ですよね。

実は歴史ある「ごま油」のケア

ただ、このごま油を使う方法は、当店のオリジナルのおすすめではないということもお伝えしておきます。

実はごま油を肌に使ったマッサージというのは、5000年以上の歴史があるとされています。実は昔のインドで生まれたアーユルヴェーダというケアがあるのですが、ここではごま油のマッサージというのが伝統的な手法として採用されています。

アロマという香りだけでなく、しっかりと身体のケアをしたい、マッサージを一緒に取り入れたいという方にとってはごま油ほど魅力的なオイルはないと考えています。

私が使うのはマルホン「太白胡麻油」

画像:竹本油脂HP

私が普段使っているのはマルホンの太白胡麻油になります。

本当にスーパーのものを使っています。

お風呂上りにお気に入りのエッセンシャルオイルで香りを楽しみながら、全身のケア。最高に贅沢な気分です。是非試してみてくださいね。

 

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