妊娠中にコーヒーを控える理由と、安心できる選択肢
妊娠がわかった段階で、まず気になることの一つが「食生活」を変える必要があるのかについて。
特に毎日飲んでいたコーヒー。カフェインの摂りすぎは赤ちゃんによくないと聞いて、どうしたものかとお困りの方は多いと思います。
実際に私も同じように思っていましたが、コーヒーの代わりになる飲み物があるのです。
美味しくて、そして赤ちゃんにも優しい飲み物を紹介していきます。
飲み心地のいいハーブティーがオススメ
妊娠したら、カフェインの入った飲み物から、ちょうど良い飲み物が「ハーブティー」になります。
妊娠初期は、やっぱりデリケートな時期。まずは、おすすめのハーブティーについてみていきましょう。
妊娠中に「嬉しい」ハーブティー3選
コーヒーのようなリフレッシュ効果や、リラックスタイムにぴったりのハーブティーを3つご紹介します。
ルイボスティー
おすすめポイント: 妊娠中のママに特に人気があるのが、ルイボスティーです。
ノンカフェインで、しかも鉄分やミネラルが豊富。特に鉄分は、妊娠中に不足しがちな栄養素ですので、貧血予防にも嬉しい効果が期待できます。すっきりとした味わいで、食事とも相性が良いコーヒーの代わりにぴったりな特徴をもちます。
ダンディライオン(たんぽぽ)
別名「たんぽぽコーヒー」とも呼ばれるハーブティー。
コーヒー豆を焙煎したような香ばしい風味があるため、コーヒーが恋しくなったときにぴったりの一杯となります。利尿作用があり、妊娠中に悩みがちな「むくみ」の解消もサポートしてくれます。もちろん、ノンカフェインなので、赤ちゃんにも優しい飲みものになります。
ローズヒップティー
おすすめポイント: ビタミンCの宝庫として知られています。風邪予防や、お肌の調子を整える効果も期待できます。また、つわりの吐き気を軽減するのに役立つという声もあります。少し酸味があるので、はちみつなどを加えても美味しくいただけます。
妊娠中に「避けておきたい」ハーブティー
一方で、妊娠中に避けたほうがお腹の赤ちゃんのために良いというハーブティーもあります。
子宮収縮作用があるハーブ
子宮を刺激する可能性があるため避けてください。
- セージ
- カモミール
- シナモン
- ジュニパーベリー
- レモングラス
- ローズマリー
- ジャスミン
- ハトムギ
強力な薬効のあるハーブ
特に身体への作用が強いとされるハーブもあります。以下のハーブティーについては、妊娠中はかかりつけのお医者さんに意見を聞いて、自分の判断では飲まない方がいいとされています。
- セントジョーンズワート
- リコリス
また、ラズベリーリーフティーは、「安産のためのハーブ」とされますが、子宮への作用があるとされています。妊娠初期・中期は飲用を避け、お医者さんの許可を得てから、そして妊娠8か月以降になったら飲んだ方がいいとされるハーブティーです。
その他避けておく方が安心のハーブ
薬効の知られるハーブは、作用が出る分だけ摂取には注意が必要です。念のため妊娠中に摂取しないでおく方が安心かなという、その他のハーブについてもまとめておきます。
まとめ
妊娠中のハーブティー選びは、コーヒーの代わりとはいってもやはり少し神経を使うところです。実際にはコーヒーも1日1杯とかだったら問題ないとする人もいるのも確か。
一番大切にして欲しいのは、あなたの心と体がリラックスできるということなのだと思います。
今回ご紹介したおすすめのハーブティーは、どれもノンカフェインとなります。たんぽぽコーヒーは妊娠用のハーブティーとして一般的になってきてますし、どれも赤ちゃんにも優しい栄養素を含んでいます。本当に奇跡のような妊娠という時期を体験をしているのですから、是非楽しんでください。
リラックスタイムに、香り豊かなハーブティーを淹れて、お腹の中の赤ちゃんとゆっくり過ごす時間を作ってみてはいかがでしょうか。
ハーブティーの飲用については、かかりつけのお医者さんや助産師さんに相談しながら取り入れてみてください。
この記事へのトラックバックはありません。