植物の恵みで癒しとセルフケア

モロッコ式ミントティーとは?日本風アレンジのおすすめハーブティーレシピ

モロッコには、国民的な飲み物として「アターイ(Attay)」と呼ばれる伝統的なお茶があります。

これは、緑茶とフレッシュミントをブレンドしたブレンドティーとして知られています。モロッコでは「おもてなしの心」や「人との繋がり」を示す文化だったりする大切な飲み物だそうです。

こうしてみると、モロッコティーはハーブティーなんですね。清涼感と深いリラックス効果があるところが広く親しまれている理由なのかもしれません。

今回はモロッコティーに使われるミントな何なのか。日本風にアレンジするならどんなハーブティーにするかについてレシピ紹介をしていきます。

モロッコ式ミントティーのミントは?

モロッコティーの主役はなんといってもフレッシュミント。これが中国緑茶、と大量の砂糖と合わさっています。この組み合わせが、なぜ世界で愛されるのかを考えると、やはりミントの種類に秘密があるのかなと感じます。

「刺激が強い」ペパーミントは使わない

モロッコでミントティーに好まれるのは、清涼感が強いペパーミントではなく、「スペアミント」の系統の品種になります。

スペアミント系のミントはメントール成分がやや少なく、刺激がまろやかで甘い香りが特徴。大量の砂糖と緑茶に調和し、飲んだ後の爽快感を優しく残します。

実際に使われているのはカーリーミントという品種。スペアミントの変種で、葉が縮れているという特徴があります。香りは品種の系統通りにスペアミントに近いものがあります。

 

日本風モロッコミントティーを作ってみよう

日本でモロッコミントティーの風味を再現することを考えていきましょう。

日本でも実はミントの種類はたくさんあるのですが、本場に習ってスペアミントか、昔からの日本のミントであるハッカが良いです。これは、単に風味の問題だけでなく、以下の利点があるためです。

  • 優しい風味: 刺激が少ないため、大量のミントを使ってもエグ味が出にくいです。リフレッシュティーとして毎日飲んでも飽きにくいのもポイントになります。
  • 他のハーブとの調和: レモンバームやルイボスなど、他のハーブや紅茶とブレンドした際にも、全体の風味を調和させることができます。

日本風アレンジハーブティーレシピ

モロッコの「ミントと緑茶」という基本構造を活かしつつ、日本の素材と、当店の専門知識を融合させた健康的なアレンジレシピを提案します。

緑茶と和ハッカの上品リフレッシュティー

まずは、本場モロッコをそのまま日本風にアレンジしたレシピを紹介します。

材料

  • 緑茶
  • スペアミント or 和ハッカ
  • 甘酒

日本の煎茶を使うことでモロッコで使うガンパウダーを表現します。甘さとバランスを取るくらいに渋みがあるといいので、通常はぬるめのお湯で淹れますが、熱湯を使いましょう。日本茶は旨味が高いので、少し甘さ控えても美味しく感じられます。

この時に同時にスペアミントもしくは和ハッカを軽くもんで緑茶と一緒にしてお湯を注ぎます。穏やかな清涼感があればいいので、少量から試してください。3分経ったらカップに注ぎます。最後に、砂糖の代わりに米麹から作られる甘酒を加えて完成。

優しい甘みと栄養価をプラス。健康意識の高い方におすすめです。

 

ルイボス&アップルミントのアレンジティー

こちらはミネラル豊富なルイボスティーをベースにしたミントティーです。

材料

  • ルイボスティ―
  • ローズヒップ
  • アップルミント

ノンカフェインでミネラル豊富なルイボスをベースにすることで、女性に嬉しいハーブティーブレンドにしていきます。

使うミントはアップルミント。りんごのようなフルーティーな香りが特徴で、ルイボスとの相性が良いです。さらにローズヒップをくわえることで、ビタミンCをプラス。甘みより酸味を楽しむブレンドです。

まとめ

モロッコ式ミントティーは、ミントと緑茶のシンプルな組み合わせの中に、絶妙なバランスがあると感じます。

当店でミント系のハーブティーブレンドを季節限定でお出ししています。

日々の生活にモロッコ式の「優しい清涼感」を取り入れ、心身ともに満たされるティータイムをお楽しみください。

コメント

関連記事