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アロマの種類の違い|天然香料と合成香料の特徴と種類について

日常に香りを加えて、気分をリラックスさせたり元気を出したり。

アロマ好きの方は何かしらの効果を期待して、お部屋に香りをプラスしていると思います。

今回は香りの空間を作るのに使われるアロマ香料の種類と特徴についてお伝えしていきます。

香水とアロマテラピーの香りは違う

アロマテラピーに使われる香り、これには天然香料になります。

ある種の体に悪影響があるとされる化合物は除いて精油になっていることもありますが、基本的には植物のそのままの状態であることが求められるからです。

蒸留で抽出されることも多いアロマテラピー用の天然香料。近年はさらに新しい香りを得るために香料会社が蒸留方法を改良してきています。

また、香水に使われる香料は天然香料のほかに化学的に合成された「合成香料」や天然香料を再現した「調合香料」と複数の香料を組み合わせて作られます。

3つの香料の種類と特徴は?

天然香料、合成香料、調合香料の3種類について、違いをみていきましょう。

天然香料

主に天然の植物から採取される香料。花や葉、木の皮であったり実などから抽出されます。

同じ花だったとしても、育てられる環境や肥料の違いなどによって香りの差が出たりします。天然の香料はやはり自然ということで、まったく同じということはないが特徴です。

天然香料の種類は500種類以上になりますが、特に多く利用されている香りとしては約150種類程度となります。

合成香料

合成香料は化学的な合成反応をつかって作られる香料です。天然には存在しない香りを小さな分子から組み合わせて作られる場合もありますし、植物由来の香料を出発原料として香りに変化をつけるような種類もあります。

香水に使われる用途では、その種類は4,000種類以上になるとされます。

香りを単一成分として取り扱うことが多く、純度が高くどのロットもほぼ同一の香りになるという特徴があります。

調合香料

天然香料と同じ香りになるように合成香料を組み合わせたり、本当は天然にある香りだけど抽出が難しいものがこの調合香料になります。また、香りを組み合わせる調合師が好みで組み合わせて作る場合もあります。

天然香料である精油を使っていないローズの香りが存在することをご存知でしょう。精油は貴重なため、調合香料でローズを再現して、安価に香りを届けるのに一役かっているわけです。

香りを混ぜる時にはシンプルに

特に天然香料のときにいえるのですが、香りを混ぜてオリジナルのアロマを作りたいと思った時に注意すべきポイントがあります。

それが、配合レシピを単純なものにすること。

精油というのは、カモミールやラベンダーなど植物の名前がついていることが一般的。ただし、これは単一の化合物でできているものではなく、数百種類の化合物のバランスでできているのです。

植物の中で安定に存在できたということで、ひとつの精油では比較的状態はいいのですが、複数を混ぜることで良きせぬ化学反応を引き起こすことがあるためです。

化学反応が起こると感じられる香りが変化するだけでなく、肌への刺激性が変わる可能性があるのです。

複雑な反応を起こさないように、できるだけシンプルに天然由来の香りを楽しむようにするのがオススメです。

 

 

 

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